近年の脱毛の定番といえば、光脱毛やレーザー脱毛ですね。薄着の季節が近づくと気になるムダ毛処理ですが、医療脱毛はレーザー脱毛、エステ脱毛は光脱毛と、似た感じではありますが同じではありません。それぞれにメリット・デメリットがありますが、医療脱毛とエステ脱毛は併用は可能なのでしょうか?どちらも気になるし、選びきれないという声も聞かれます。そこで、今回は気になる脱毛の併用についてお伝えします。さっそくみていきましょう。

医療脱毛とエステ脱毛、同時にやって大丈夫?

答えは「OK」!ただし、「同じ場所をするのではなく部位は分ける」という条件付きです。医療脱毛とエステ脱毛を同じ部位で併用しても大きな効果はみられません。それどころか、施術が毛周期がずれてしまいどちらの脱毛も効果が弱くなってしまう可能性も!また、肌トラブルがないとも限りません。併用しても費用の無駄となってしまう可能性があるので、しっかりと計画を立てて取り組みましょう。また、併用する場合は、エステサロンやクリニックにそのことを伝えておくとトラブルがあった時も速やかに解決できます。

どんな時に併用がオススメ?

医療脱毛とエステ脱毛の大きな違いはレーザーの出力、つまり強さが異なります。医療脱毛は医療機関でしか扱えない強いパワーを持っていますが、費用はエステ脱毛よりも高額。一方、エステ脱毛は、威力は弱いものの回数無制限などのキャンペーンを行っていることも多く、威力を数でカバーできる場合もあります。そこで、太い毛や毛量が多い部位は確実に脱毛するために医療脱毛、比較的薄い部位はエステ脱毛のように使い分けるとオトクな費用で効果の高い脱毛が可能です。また、ワキだけは早く処理したいから医療脱毛、手足は徐々にでもOKなのでエステ脱毛、のような併用もおすすめです。

医療脱毛のメリット・デメリット

メリット

医療脱毛のメリットは何といっても高い効果とスピードです。強力なレーザーで毛母細胞を破壊し半永久的にムダ毛とおさらばできますが、その力はエステ脱毛の3倍ともいわれています。効果も短期間に現れるので、1回の料金が高額でも回数が少ないためエステ脱毛と同等で済んでしまう方も。また、クリニックなどの医療機関ということで、施術後や施術中にトラブルがあっても迅速に対処できるのも大きなメリットです。ほかにも、レーザーを照射する際にゴムで弾かれた程度の痛みがありますが、痛みに弱い方は麻酔をしてもらうこともできるなど医療機関だからこそのサービスも見逃せません。

デメリット

レーザーの威力が強いため、中には火傷をしてしまう方も。初めは一番弱くから始め、毛量や部位に合わせて徐々に威力を上げるため、トラブルはあまり多くはありません。ですが、体質やその日のコンディションによっては火傷してしまうこともあります。施術後にひりひりする、痛みがある場合はすぐに医師に連絡しましょう。また、1回の料金が高額な点も挙げられます。トータルで考えればエステ脱毛と大差ないこともありますが、何回したら完了するかはやってみないと分からないため二の足を踏むポイントになるかもしれませんね。

エステ脱毛のメリット・デメリット

メリット

エステ脱毛のメリットはモニターやキャンペーンをやっている確率が高く、料金はなるべく抑えたいという方もチャレンジしやすい環境が整っている点です。また、フェイスやボディーケアなどでいつも通っている信頼できるエステサロンがあるなら、ついでに予約できるので続けやすいというメリットも。脱毛以外にも美容について興味がある方は相談しやすい環境であるのもいいですね。痛みも少なく、のんびり脱毛したい方にはおすすめです。

デメリット

レーザーの威力が弱いため、脱毛に時間がかかるというデメリットがありますが、それ以上に知っておきたいデメリットが!実は、医療機関で脱毛した場合は半永久的にムダ毛は生えてきませんが、エステ脱毛では数年経つと毛が復活するのも珍しくありません。時間とお金はかかるけど、毛量が減っただけという場合も。確実に永久脱毛したいならエステ脱毛では不十分かもしれませんね。また、エステサロンは勧誘がキツイというデメリットも。最近では勧誘は一切なしと謳っているサロンもみかけますが、大手でも長時間説得されるケースもみられます。脱毛をしている間も、ほかのメニューを進められるなど、ちょっと面倒という声も。エステ脱毛にするなら、勧誘が少ない優良なエステサロンを選びましょう。

最後に

併用すると2箇所に定期的に通わなければならないなど、デメリットもあります。ですが、うまく特性やキャンペーンを利用すれば、料金や完了までの期間をコントロールすることも可能です。まずは、どの部位をいつまでに脱毛したいかなど、自分の理想とする脱毛プランを立てるところから始めましょう。